業務システムのリプレイス依頼に対し、業務全体の棚卸しを提案してボトルネックを明確化
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IT企画サービス
ご相談時の状況とご要望
観光バス100台を保有しているが、車両管理・運行管理を行なっているシステムが無計画に導入されていたため、システム間の連携ができていなかった。
その状況を補うべく各従業員がエクセルなどを使って独自にシステム管理を行なっており、システム連携からは程遠い状況だった。
利用している車両管理システム、運行管理システムに根幹問題があるとして、アイチームにシステムのリプレイスおよび作り替えについて相談があった。
planning
企画
そもそもの課題解決として、バスの管理システムのリプレイスが適切なのか疑問が生じたため、まずは会社全体の全業務プロセスを棚卸しすることを提案した。
各業務プロセスの主要担当者に現行業務内容を伺い、棚卸しをすることで見つかった大きな問題点は以下の3点だった。
- 業務と業務の間でデータがつながっていない
- 各業務プロセスにおいて自分達が必要な情報しかアウトプットされていない
- 業務の責任箇所が曖昧になっている会社の風土
会社自体が高齢化しているのに業務のアウトプットがされていないため世代交代が困難だったり、各営業所での業務プロセスがバラバラで欠員が出ても他営業所からの応援が頼めなかったりと、統一性のあるインプット・アウトプット、そして業務プロセスが行えていないことが判明した。
業務プロセスにおいてインプットするのは何か、特定のシステムに投入することによって生み出されるアウトプットは何かを重点的に紐解き、誰もが業務を効率的に行える仕組み作りになるようロードマップを作成して支援した。
result
結果
棚卸し後、早々に業務の改善が図れるよう極力ノンカスタマイズのシステムを投入し、社内全体で業務をシステムに合わせていくように試験運用を開始した。
個人個人によるエクセルなどの業務管理を取りやめ、本社・支店の業務システムが統一化されたことで、早くも業務効率が上がっているとの報告があった。
課題に優先順位をつけて取り組む方が業務全体の最適化が進み、結果的にコストを抑えられる効果が確認できつつある。
アイチームのアピールポイント
アイチームでは、既存の管理システムや業務プロセスに課題がある場合も、以下のような支援が可能です。
- 特定業務だけではなく、会社における全業務の洗い出しを行い課題発見
- 業務状況を理解し、会社にマッチしたシステムの選定
- コストも意識しながら最適な計画を策定・提案