旅行管理業務を効率化。アジャイル型開発で実務に即したシステムを構築

旅行代理店

業種 旅行業
会社情報 従業員数:20名
  • アウトソーシングサービス

    • アプリケーション構築サービス

ご相談時の状況とご要望

クライアント企業より、社内業務や既存システムの見直しに向けた相談がアイチームに寄せられた。これを受けて業務診断を実施したところ、旅行管理業務において、データの構造化や業務間の連携に課題があることが明らかになった。

従来は旅行管理業務に長年利用してきたレガシーシステムを活用していたものの、案件情報、見積情報、手配情報、請求情報などが体系的に連携しておらず、各工程で同じ情報を再入力する必要があった。また、継続的な営業活動に活用できる情報は存在していたものの、必要な切り口で抽出し、営業戦略に活かしにくい状態であった。

そのため、現行システムを単に置き換えるのではなく、マネジメント視点から、あるべき業務プロセスとデータ管理の姿を整理し、業務効率化と将来的なデータ活用につながる基盤を整備することが求められた。

planning

企画

診断で明らかになった課題を踏まえ、旅行代理店としての業務特性に合わせたシステム構築を企画した。特に、現場業務の効率化だけでなく、マネジメントに必要な情報を把握し、将来的な活用につなげられるシステム像を定義することを重視した。

システム選定においては、市販の旅行管理システムやSaaSを検討するも、現行業務には不要な機能も多く、合致するサービスが見つからなかったため、システムを新たに構築する方針とした。開発コストを抑えるためローコードツールを併用し、案件管理、見積作成、受注管理、手配管理、請求、精算、収支管理、会計連携までを一連の流れとして扱えるように設計した。

開発工程では、事前に整理したシステム像と現場の実務にずれが生じないよう、アジャイル型の開発手法を採用。この手法は、確認と改善を短いサイクルで重ねるものであり、あるべきシステム像から個々の機能や操作要件を明確に定義しきれない場合にも有効である。

今回のプロジェクトでは、機能ごとに画面や動きを確認してもらいながら調整を重ね、クライアントと認識をすり合わせながら、実務に即したシステム開発を進めた。

result

結果

旅行管理システムの導入により、見積から受注、手配、精算・請求までの主要業務を一連の流れで扱えるようになり、現場での手入力や転記にかかる負担を削減し、旅行管理業務の効率化を実現した。

また、案件情報、顧客情報、手配情報、収支情報などのデータを構造化して管理できるようになったことで、必要な切り口で情報を確認し、分析・活用できるシステム環境が整った。現場の実務効率化だけでなく、マネジメント視点で営業活動や収支管理に活用できるデータ基盤を整備できた点も重要な成果である。

今後は、蓄積されたデータの活用をさらに進めることで、営業戦略の高度化や収支管理の精度向上など、さらなる業務改善が期待されている。

アイチームのアピールポイント

アイチームでは、既存システムや業務プロセスの見直しが必要な場合でも、以下のような支援が可能です。

  • 業務診断を通じた課題の洗い出しと改善方針の提案
  • データ分析・活用を見据えた業務基盤の整備
  • 既存SaaSでは対応しきれない業務に対する柔軟なアプリケーション構築
  • 要求事項を明確に伝えにくい企業にも対応できるアジャイル型開発支援
  • 導入後の運用改善まで見据えた継続的なサポート